埼玉県飯能市にある「メッツァビレッジ」は、北欧のライフスタイルを体験できる施設です。「ムーミンバレーパーク」と隣接した場所にあり、この一帯はまるで北欧のような街並みが広がっています。
2024年11月1日(金)から、北欧のクリスマスが体験できる「メッツァの北欧クリスマス2024」が始まりました。多彩なプログラムが開催予定になっていますが、今回はこの中から一部をご紹介したいと思います。
※この記事は、ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ 合同プレスプレビューに参加して作成したものです。
アイスランドの13人のサンタ「ユールラッズ」の物語が映像化!
クリスマスのイベントと言うと、アメリカンスタイルのクリスマスを想像しがちですが、サンタクロースの故郷が北欧と言われているように、元々は、北欧の民間伝承から始まったものとも言えます。
アイスランドには、ユールラッズと呼ばれる13人兄弟のサンタクロースがいるそうです。ユールラッズの正体はトロール(妖精)で、17世紀ごろに登場したと言われる北欧の民間伝承に登場する妖精です。
山には、グリラという悪い子どもを食べてしまう恐ろしい女のトロールが住んでいて、グリラの13人の息子たち、ユールラッズが山から街に下りてきて、クリスマス・イブの日まで、一人一人、順番に家を訪ねてくる、というお話です。
ユールラッズは、いたずらや悪さをして人を困らせる存在だったそうですが、いつの日からか、良い子の靴には小さなプレゼントを、悪い子にはジャガイモを置いて帰るという、妖精に変わったようです。
このユールラッズたちが、日本のメッツァビレッジやってくる、というお話が、プロジェクションマッピング化されて、上映されています。
ユールラッズたちは、一人一人特徴があり、ソーセージ大好き、おたま舐め、ドアの匂いをかぐなど、愉快な妖精たちです。メッツァビレッジの「マーケットホール」に到着したユールラッズたちがどんなイタズラをするのか、ぜひプロジェクションマッピングで楽しんで頂きたいと思います。
取材日当日は、特別に、フィンランド北部にあるサンタクロースのオフィシャルホームタウン・ロヴァニエミからサンタさんがやってきました。
『アイスランドの13人のいたずらサンタ「ユールラッズ」』
時間:約3分(17:00~20:00の毎時30分ごとに上映 ※最終上映は20:00)
場所:マーケットホール エントランス前
アイスランドのサンタやアイスランド絵本のパネル展示
メッツァビレッジの「クラフトビブリオテック」では、先ほどご紹介したプロジェクションマッピングの元のお話、「13人のサンタクロース」のパネル展示が行われています。
2024年12月発売の新刊絵本 『13人のサンタクロース:アイスランドにつたわるクリスマス』(ゆぎ書房)のご紹介を中心に、アイスランドの人気絵本が展示されています。
開催期間:2024年11月1日(金)~12月25日(水)
場所:クラフトビブリオテック
『13人のサンタクロース:アイスランドにつたわるクリスマス』(PR)
ゆぎ書房発行、ブリアン・ピルキングトン著、朱位昌併翻訳、価格2,200円
サンタと出会った証明書がもらえる!フィンランド・ロヴァニエミのサンタさんとのグリーティング
取材会では、クリスマスツリー前のフォトスポットにサンタさんが特別に登場してくださいました。12月22日(日)には、このサンタさんとグリーティングを楽しむことができます。
このサンタさん、フィンランド北部にあるサンタクロースのオフィシャルホームタウン・ロヴァニエミから来られた方で、撮影後には、「サンタと出会った証明書」をもらうことができます。
開催日:2024年12月22日(日) ※雨天決行
時間:1.11:00~ 2.13:00~ 3.15:00~(1.2.各回50組、3.30組)
開催場所:メッツァアウキオ クリスマスツリー前
参加費:1組1,500円 ※要事前予約・申込先着順・キャンセル不可
※1組最大人数:6名様まで(未就学児は含まず・証明書は1組1枚のお渡し)
フィンランドのクリスマス妖精「トントゥ」と追いかけっこ!
メッツァビレッジのインフォメーション前にあるコーナーでは、フィンランドのクリスマス妖精「トントゥ」と追いかけっこをすることができます。地面には何も写っていないライトがあたっていますが、ここに足を踏み入れると面白いことが起きます。
取材日には、サンタさん自らが実演をしてくださいました。サンタさんがライトの中に足を踏み入れると、足元に、何やらサンタの帽子をかぶったようなキャラクターが登場します。
このキャラクターは、サンタクロースのお手伝い妖精として知られているフィンランド生まれの「トントゥ」です。光の中を歩くと、トントゥがたくさん寄ってきて、トントゥ達と、追いかけっこができます。
『フィンランドの妖精「トントゥ」と追いかけっこ』
開催期間:2024年11月1日(金)~12月25日(水)
場所:インフォメーション前
リトアニアのユネスコ無形文化遺産の伝統装飾「ソダス」の展示
マーケットホールの吹き抜けに展示されているのは、リトアニアのユネスコ無形文化遺産の伝統装飾「ソダス」。
ソダスは、リトアニアの伝統工芸で、麦わらの茎を編み上げる装飾物です。今回の展示は、リトアニア共和国農業省公認のソダス作家・本多桃子氏が北欧の冬空をイメージした「星と氷のクリスマス」をテーマに手がけたものです。
開催期間:2024年11月1日(金)~12月25日(水)
場所:マーケットホール
「ソダス」が展示されているマーケットホールは、北欧の食品や、輸入雑貨が並ぶ場所です。マーケットホールにも、様々なクリスマスの装飾が施されています。
新規店舗で味わう本格的なTexas BBQ
メッツァ開業6周年当日には、薪ストーブ専門店がプロデュースするBBQレストランがオープンします。
店頭に置かれた大型の器具は、アメリカ製、オクラホマジョーズの燻製機。もうもうと煙が上がっていて、すでに燻製の素敵な香りが漂ってくるようです。
店内に入ると、薪ストーブも設置されていて、アウトドア感満点の雰囲気です。
こちらが、今回試食させていただいた、ビーフと、ポーク、そして野菜のBBQ。12時間がかりで燻したもので、燻製の香ばしい香りがたまりません。そして、お肉は、びっくりするくらい柔らかく、口の中で解けていくようです。
お店のオープンが待ち遠しいおすすめのレストランです。
100mの道に、100個のヒンメリに包まれる「天空のヒンメリロード」
メッツァビレッジのエントランスロードには、フィンランドの伝統的な工芸品「ヒンメリ」をモチーフにした、「天空のヒンメリロード」が登場しています。
約100mの道に、高さ最大約100cmの大ヒンメリを中心に、大小さまざまな100個のヒンメリが、メッツァ入口の並木道を優しく飾っています。
派手なアメリカスタイルの飾り付けとは違う、静寂で凛とした雰囲気の装飾が冬の冷たい空気と相まって、澄んだ優しい空間を作り出しています。
開催期間:2024年11月1日(金)~12月25日(水)
時間:ライトアップは16:00より
場所:メッツァティエ
「メッツァの北欧クリスマス2024」とは
国内最大級の北欧のライフスタイルを体験できる施設「メッツァビレッジ」では、11月1日(金)から12月25日(水)までの期間、「メッツァの北欧クリスマス2024」を開催しています。
今回ご紹介した以外にも多彩な催し物が開催予定で、一味違う北欧のクリスマス文化を味わうことができる、素敵なイベントです。
「メッツァの北欧クリスマス2024」(入場無料)
開催期間:2024年11月1日(金)~12月25日(水)
そのほかの各イベントの詳しい情報は、こちらでご紹介しています。
「メッツァビレッジ」とは
フィンランド語で「森」を意味する「メッツァ」は、豊かな自然に包まれた湖畔の北欧のライフスタイル体験施設。
100種類を超える北欧ブランドの取り扱いがある輸入雑貨を中心としたマーケットホール、レストラン・カフェ、季節ごとのワークショップやイベントも開催しています。
湖でのフローティングが楽しめるボートアクティビティ、車中泊の可能なRVパーク、丘の上から湖が臨めるBBQエリアなど「自然」を身近に感じることができます。
ムーミンバレーパークとメッツァビレッジの情報はこちらをご覧ください
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