年間を通してのイベントとなっている「浦安ブライトンホテル東京ベイ 雅の会」。今回のレポートは「初めての茶の湯体験」です。
「フラワーアレンジメント」「こぎん刺し」に続き、前回が「ヨガ体験」。そして、今回のテーマは「初めての茶の湯体験」、編集部ももちろん初めての茶の湯体験。こんな機会がないとなかなか体験できない茶の湯。いったいどうなることでしょうか。
浦安ブライトンホテル東京ベイ「雅の会」とは?
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「雅の会」とは、浦安ブライトンホテル東京ベイの京懐石レストラン「螢」を会場にして、「美」と「学」の「雅な」大人時間が過ごせるイベントです。
毎回テーマが異なり、今まで実施されてきたものが、「フラワーアレンジメント」「こぎん刺し」「ヨガ体験」。どれも、大人の雅な趣味。聞いたことがあっても、何か機会がないとなかなか体験できないものが多く、「雅の会」なら、初心者の方でも気軽に参加できるのが特長です。
また、ホテル内の和食レストランで行われるので、日常から離れた空間の中で、大人なご褒美時間が過ごせます。しかも、体験会のあとには、ホテルの贅沢な和の空間で会食まで楽しめるという、お得感あふれるイベントです。
「初めての茶の湯体験」で初めての体験!
今回の講師の方は、茶道裏千家の福嶋宗代先生です。正直言いますと、茶の湯と聞いて、勝手に厳しそうな先生を想像していたのですが、やさしそうな方で一安心。
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福嶋宗代先生から、自己紹介と、今日の体験会の流れなどが説明されました。
茶の湯は本来、和室に正座で行うものですが、初心者向きという事で、椅子席での体験です。これなら肩肘張らずに茶の湯の世界を体験できそうです。また、膝や腰の具合が悪い方も気軽に体験できます。
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まず、最初に、福嶋宗代先生のお仲間による、デモンストレーションがありました。百聞は一見にしかず、直接見てみるのが何よりです。
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難しいのはお箸の持ち方。手に取る作法から、お菓子のとり方、一つ一つに作法があります。
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もう一つのポイントは、お茶碗の取り扱い方。編集部もTVなどで見てなんとなく記憶があるものですが、お抹茶をいただく際に、どんな順番でいただくのか、また、お茶碗の向きをどうするのか、といった作法です。
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その後、オモチャのお菓子や、カラのお茶碗を使って、各自練習。といっても、心配はいりません。先生が、手取り足取り、ほんと親切に、一つ一つの動作をその場で教えて下さいます。
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しかし、実際、一度のデモンストレーションを見て、いきなり練習をして、初めて体験した人が、作法を完璧に覚えられるか、というと、、やはりそれは無理。。
そんな中、先生からやさしい言葉が。これは体験会なので、完璧にできなくて大丈夫です。なにより、茶の湯の世界を知って頂いて、このあと、実際にお菓子とお抹茶をいただくときには、楽しんでください!とのこと。
恒例の会食時間になりました
今回の体験会は、いつもと順番が違います。茶の湯が食事後に行うものなので、練習が一段落したら、先に京懐石「螢」のランチを頂きます!
待ってましたのランチタイム。今回も、二段重スタイル京懐石「献招点心」をいただきます。
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最初に、季節ごとに変わるノンアルコールカクテルをいただきます。今回は「秋娘(あきむすめ)」。完熟したいちじくの果肉を贅沢に使い、オレンジとソーダーで割ったものです。オレンジの爽やかさに、いちじくの甘酸っぱさが加わって、爽やかな一杯です。(別料金)
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先付けは「胡桃(クルミ)豆腐」。ゴマ豆腐よりあっさりした感じで、もちもち、プルプル。ほんのりと甘みが感じられて美味しい!
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続いていただくのは、お椀。今回は「萩あん平」。お吸い物ってこの時期、体があたたまり、ほっこりする一品ですね。あん平がもっちりしていて、お吸い物にピッタリ。
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そして、「献招点心」の二段重が登場!内容は、季節ごとにアレンジされているそうです。お重って、開く瞬間が楽しみですよね。今回の内容は何なのか、ドキドキが広がります。
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お重を開くと、目に飛び込んでくるのは、稲穂や紅葉。お料理に稲穂や紅葉があしらわれていて、季節感がたっぷりです。
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かますの利休焼きは、脂ののったカマスが胡麻とともに焼き上げられていて、香ばしさがたまりません。これは美味しい!
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下段からは、鰊(にしん)と茄子(なす)の凍り豆腐黄身煮が絶品。茄子はトロトロで、凍り豆腐には、鰊と茄子の旨味がしっかりと染み込んでいて、美味です。
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この他に、お造りや、赤だしのお椀、和菓子がついてきます。見た目、少しずつ色々な食材が盛ってあるので、そんなに多くなさそうに見えますが、実際は結構なボリューム。今回も大満足の懐石料理でした!
いよいよ「茶の湯」本番です!
ここで先生から、本来の茶事は2部制で行われるんですよ、との説明がありました。初座(しょざ)と呼ばれる、食事を中心とした前半、その後、中立(なかだち)という休憩があります。後半は、後座(ござ)と呼ばれ、こちらが我々のイメージする茶の湯になります。
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これに習って、今回のイベントでも、前半のお食事後、一旦休憩があり席を外します。その間、会場を模様替えして茶室に見立て、後半がスタートです。
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先程、お食事をした部屋へ戻ると、釜や風炉、そしてお道具がセットされていました。本来は和室に正座で行われるのですが、今回のイベントでは椅子席。
それに合わせ、お道具類もテーブルにセットされています。それでもなかなか、初体験の編集部としては、雰囲気十分です。
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前半の説明通り、先生からお茶を点(た)てて頂き、順番にいただきます。茶事では、最初に濃茶が出され、一碗を相客で回し飲みします。濃茶の場合は、お湯の量が少なく、とろりとしています。お茶を点てるではなく、練るという表現をするそうです。そして濃茶の後に、薄茶が出されるそうです。
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このイベントでは、薄茶をいただきます。また、コロナ禍という事もあり、お茶碗も一人ずつ違うものが使われました。
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先程、習ったばかりなのですが、思うように所作ができず、戸惑う編集部。先生からは、茶の湯で一番大切なのは、楽しむ事。特に今回のイベントでは、あまり所作にこだわらず、茶の湯の世界を楽しんでください、とのアドバイスです。
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今回は、一部省略されていましたが、本来の茶の湯では、
- お香を炊いて香りを楽しむ
- お茶の香りを楽しむ
- 茶室に飾られたた御軸(掛け軸)や茶花(お花)から茶会のテーマを楽しむ
- お道具を拝見し会話を楽しむ
- もちろん抹茶の味を楽しむ
つまり、一期一会、その場に集った方々との時間を大切に、こうしたやりとりを楽しんでほしいとの事。
これは、フルコースのディナーで会食を楽しむとか、もっと身近ではお誕生日会で、お食事から、デザート(バースデーケーキ)までを仲間と楽しんだり、そういうパーティーと通じるものがあると感じました。つまりは、和のパーティーイベントではないでしょうか。
和のイベント「茶の湯」。敷居が高そうで、なかなか体験できないものかと思いますが、浦安ブライトンホテル東京ベイの雅の会「初めての茶の湯体験」なら、気軽に体験できそうです。ご興味のある方、このチャンスにぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
雅の会「初めての茶の湯体験」の詳しい情報
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心も身体もリラックスしたい。自分にご褒美をあげたい。何か趣味をみつけたい。手ぶらで気軽に楽しめる「美」と「学」の 雅な おとな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。おひとり様の参加も大歓迎です。
「初めての茶の湯体験」
お抹茶とお菓子のいただき方
講師:茶道裏千家 福嶋 宗代先生
日時:11月8日(火)12:00〜
料金:10,000円(お教室代、材料代、お食事代)
ご予約はこちらです
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電話でご予約はこちらです
京懐石「螢」:047-350-9093
過去の雅の会レポートはこちらです
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「浦安ブライトンホテル東京ベイ」のまとめ情報はこちらです
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「浦安ブライトンホテル東京ベイ」ホテル概要
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浦安ブライトンホテル東京ベイ
(オリエンタルランドグループ直営ホテル)
所在地 :千葉県浦安市美浜1-9
浦安ブライトンホテル東京ベイは、JR新浦安駅直結、舞浜駅まで1駅3分 東京ディズニーリゾート(R)・パートナーホテルです。
客室数は189室に抑え、ご家族・グループ向けからカップル向けまで、それぞれのコンセプトを持ったバリエーション豊富な客室をご用意しています。
レストランは洋食・和食・中国料理・鉄板焼と全7店舗を直営。その他、プールやエステ施設を備えたリフレッシュクラブ「ジーナス」を運営しております。
婚礼では「みんなの、「よかった」のために。」をコンセプトに、おふたりに合った結婚式をご提案しております。
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