皆様は、習い事を何かなさってますか。編集部も過去にはいくつか習い事をしていましたが、段々仕事が忙しい年齢になると、時間とか体力とか余裕も減ってきて、徐々に縁遠くなっていました。
今回「浦安ブライトンホテル東京ベイ」で、「雅の会 美と学び」なる、お教室+会食という企画を開始するとのことで、興味津々の編集部は早速取材にお伺いすることにしました。果たして、「雅の会」とはどんなものなのか、レポートしたいと思います!
「雅の会 美と学び」とは?
浦安ブライトンホテル東京ベイでは、「雅の会 美と学び」というテーマで、今年いっぱい定期的なイベントを開催されるとの事です。ホテル内の京懐石「螢」を会場に、毎回異なるテーマで、先生をお招きし、お教室を行い、その後会食をするというものです。
きちんと習い事をしようとすると、どんな教室があるのか調べたり、手続きをしたり、道具が必要だったり、などなど、それなりに手間がかかりますよね。ちょっとやってみようかな?くらいだと敷居が高いのも事実。
その点、今回のイベントは、ちょっと興味があるとか、ちょっとやってみようかな、くらいでも気軽に参加できて、しかも会場はホテルの京懐石レストラン。素敵な雰囲気に気分も上がるし、お教室の後にはホテルのランチまでついていて、これはかなりお得な企画なのでは。そんな予感を感じながら、編集部は取材にお伺いしました。
手ぶらで楽しめるフラワーデザイン体験レッスンに参加してきました!
京懐石「螢」に入ると、落ち着いたお部屋の雰囲気におおっ!となります。そして、窓からの景色に目を奪われます。素敵な坪庭が見え、ここ本当に新浦安?という和の空間です。実は、このレストラン、新浦安駅側に面していて、よーく見ると、道路とか駅がチラチラ見えるのですが、見事に隠されていて、この空間だけは別世界になっています。普段、和室に居ない編集部にとっては、これだけで気分が変わります。
今回の先生は、フラワーデザイナーの伊瀬知ゆかり先生です。地元、新浦安でお花の教室、また花屋である「彩花」をなさっていて、50年以上の歴史があるアレンジメント&デザインスクールの「マミフラワーデザインスクール」に所属されています。
まずは、伊瀬知ゆかり先生から、今回のフラワーアレンジメント全体の説明と、具体的な進め方の説明があります。ちなみに、手ぶらで楽しめる、というタイトルの通り、材料や、道具などは全て用意してくださっていますので、手ぶらで大丈夫です。
今回のテーマは、リース状のフラワーアレンジメントで、ここに小さなお庭を作りましょう、というもの。最初にベースになる「テマリソウ」や、「ピットスポラム」をカットして配置していきます。カットの仕方から、置き方まで詳しく実演してくださるので、編集部同様、全く未経験の方でも大丈夫です。
続いて、主役になるお花たちを配置していきます。当日用意されていたのは、「桜」や「チューリップ」など、春のお花達。こちらも各お花の特徴から、カットする位置や、長さ、配置のアドバイスなどがあります。
こちらは、伊瀬知ゆかり先生のお手本。素人目にも、お花にメリハリがあって、バランスも良く、小さなお庭の雰囲気が素敵です。
さて、編集部も挑戦!土台になるのはリース状のオアシス。この周りに「ハラン」の葉を貼り付けて、器を作ります。そして、ベースになる「テマリソウ」や、「ピットスポラム」をカットして配置していきます。カットする位置や長さとか、実際にやると結構迷ってしまうものですね。
ちなみに、和室ですが椅子席での作業なので、とてもカジュアル。この辺が、本当にお教室に入って習うというのとは違い、気軽さがあります。
編集部は2名(男性と女性)で参加。用意されたハサミでチョキチョキと切り落として、オアシスに刺して行きます。位置は、バランスは、う〜ん、結構悩んでしまう。
とりあえず、適当な間隔を置いて刺してみる。。こんな感じでしょうか。
そして、お花一式も手元に届き、開封。綺麗で春っぽいです!
春で一番連想するのは、やはり桜ですか。ここでは、すでに満開!桜を買うときは枝が太いものを選ぶべし!先生からのミニ情報も入ってきます。
こちらは、ニゲラというお花。花びらに見える部分がガクで、周りをふわふわと包み込んでいる糸状のものが葉っぱだそうです。とっても変わっているけど、周りの葉が優しい感じで可愛らしいです。
他の参加者の皆さんも集中して作業中。次々と小さなお庭ができ上がっていきます。みなさん楽しそう!ちなみに、お教室の時間は1時間半。悩みに悩んで作業するとちょっと慌ただしくなりますが、編集部はちょうど良い感じでした。
先生からのアドバイスもあります。作品を見て頂き、良い点を見つけて下さります。編集部も一安心。そして、ワンポイントで直すなら、ということで、手直しもしてくださいます。ちょっとした配置の変更で、雰囲気がガラッと変わるのが不思議です。
こちらは、編集部A(女性)の作品。先生の講評は、いさぎよい作品ですね!とのこと。性格が現れるのでしょうか。
こちらは、編集部B(男性)の作品。先生が手直し中。2本のミニアネモネが近すぎるから離してあげると、2つが会話しているように見えませんか?との事。確かに言われてみると、同じ種類のものをあまり考えずに近くに置きすぎたかも。
完成した作品は、もちろん持って帰れます。お持ち帰りできるようにシートや袋も準備されていますから、至れり尽くせりです。
出来はともあれ、自分の作ったものは、やはり愛着が湧きますよね。そして持ち帰って自宅でも楽しめる。これ素敵な体験じゃないですか。自然に嬉しくなってきます。
今まであまり興味のなかったことも、ちょっとしたきっかけ、例えば、このようなイベントでの体験で、もっと本格的にやりたい、もっとじっくり取り組みたい、そんな気持ちになるのがよくわかります。
この辺で、ちょうど1時間半のお時間になり、一旦テーブルを片付けてくださいます。
お楽しみの会食をご紹介します
そして、作業後は、お楽しみのランチライムです。当日は、先生の乾杯の挨拶から始まりました。短い時間でしたが、みなさん同じ作業に取り組んで、和気あいあいの雰囲気です。
本日の講師、フラワーデザイナーの伊瀬知ゆかり先生ですが、新浦安の日の出で、「彩花」と言うフラワーショップ&お花の教室をなさっています。
お花屋さんとしても営業なさっていますが、お教室も開催されていて、1クラス6名までの少人数制でゆったりと丁寧に指導されているとの事です。ビギナークラスから上級コースまで、さまざまなクラスがあるとの事ですので、興味のある方は問い合わせなさってはいかがでしょうか。
当日のメニューは「献招点心」(けんじょうてんしん)。素材は季節ごとに変わりますが、季節の食材使った二段重スタイルの懐石ランチです。すごい豪華!お昼からこんな贅沢をしていいんでしょうか。
まずは、ホテルお勧めの柚子ドリンク。ホットで提供されるのが基本だそうですが、ソーダ割(アイス)にも変更可能。柚子のさっぱりとした味が抜群です。
先付けは、金時人参豆富。豆腐のふんわりとした甘さに、出汁の効いた餡がかかっていて美味。上にはずわい蟹とワサビがちょこんと乗っていて、アクセントになっています。
お椀は、あん平のお吸い物。上品な旨味のある出汁がかかっていて、筍もコリコリとした食感がGOODです。
小鉢でお造りまでついてきます。これ器が可愛くないですか。どれも小ぶりの器がちょこんちょこんとのっていて、先ほどのフラワーアレンジメント同様、お料理の箱庭のようになっています。
お重は2段重。上が上段で、下が下段です。いろいろどれも美味しかったのですが、小鯛の幽庵焼きは、上品な酒や味醂の風味が漂いお魚の旨味を実感。鰯の梅煮は、骨まで柔らかく煮込まれていて、味もしっかり。いろいろなものをちょっとずつ食べられるのが魅力ですね。
デザートまでしっかりついてきます。練り切りにいちごが添えられています。練り切りは、甘すぎず上品な餡、添えられたいちごが、また甘い!今が旬の果物ですね。
ここまでで、一旦、「雅の会 美と学び」手ぶらで楽しめるいけばな体験レッスンのレポートは終了となります。正直、想像以上に面白く、興味があり、楽しいひと時でした。やった事ない事をやってみる、と言うのは色々な発見があって、楽しいものです。また、作業の成果が作品として持ち帰れるのも嬉しい体験です。
そして、もう一つ思うのは、この「雅の会」と言うのが、一見贅沢なひと時でもあるのですが、よく考えるとリーズナブルにも思えます。参加費が10,000円なのですが、これだけのお花や材料を揃えて、しかも専門の先生に教えて頂いて、かつ、ホテルの懐石ランチまで付いてくる事を考えるとお得感があります。もし、自分でお花や材料を買ってきたり、先生を探して習ったり、また、ホテルでランチを頂いたりする事を考えると、とても10,000円で済みそうにもありません。
会場の京懐石 「螢」とは
今回は、京懐石「螢」を「雅の会」で利用した、という事なのですが、そもそも京懐石「螢」がどんなところなのか、というご紹介です。まあ見てください、この落ち着いた、そして華麗な和室。窓からは先ほどご紹介した通り、新浦安駅前とは思えない、綺麗なお庭が望めます。
和室の利用って、法事であるとか、結納であるとか、七五三とか、そうそう日常的に使うものではありませんよね。でも、いざ使いたいと思うと、意外と良いところがあまり無い、とも思えます。特に、新浦安あたりは新しい街なので、老舗の和食店、というようなお店もあまり思い当たりません。
それが、実は、洋風と思われるホテルの中、しかも新浦安の駅前に、こんな立派な和室があるなんて、今回取材するまで、知りませんでした。
考えてみると、コロナ禍の今だからこそ、少人数で個室を使って会食がしたい、という方も多いのでは無いでしょうか。落ちついた個室の和室で女子会、なんて言うのも、全然ありのような気がします。畳敷なので、気の合う仲間同士なら、足を伸ばしてくつろげるのでは無いでしょうか。
また、家族でお子様のお祝いの席とか、小さなお子様が居ても、和室ならではのきちんとした個室感、くつろぎ感があるので、安心して利用できそうです。
上記の写真とは異なりますが、3月1日から京懐石 「螢」にて、「特別献招点心」(ランチ)の提供が始まるそうです。こちらもお楽しみに!
「雅の会 美と学び」 詳細情報
浦安ブライトンホテル東京ベイ 京懐石 「螢」にて、「美」と「学び」をテーマに定期的なイベントが実施されます。「螢」にて、「座敷」「空間」「料理」が楽しめるイベントです。
会場: 京懐石 螢
内容: 「雅の会 美と学び」 〜大人になった今こそ文化や芸術との触れ合いで豊かなひとときを〜
価格: 10,000円(税込)
※お教室代、材料費、お食事込み。
※手ぶらで来場頂けるお教室です。特にご用意頂くものはありません。
※服装は自由で結構です。また、お教室及びお食事は椅子席になります。
第一回 彩花 フラワーデザイナー 伊瀬知ゆかり先生
手ぶらで楽しめるフラワーデザイン体験レッスン
4月12日(火)・5月17日(火)12:00〜お教室、13:30〜お食事
※両日とも同内容となります。
第二回 こぎん刺しアーティスト 近藤静香先生
針山もしくはフォトフレーム作成
6月14日(火)・7月12日(火)12:00〜お教室、13:30〜お食事
※両日とも同内容となります。
第二回の内容も、ちょっとだけ、教えていただきました。下の写真のような「こぎん刺し」を作ってみよう!と言うイベントになります。写真中央が、フォトフレーム、右が針山のサンプルです。(写真左は鍋つかみですが、こちらは今回の体験外になります)こぎん刺しとは、青森県津軽地方に伝わる伝統的な刺繍「刺し子」の一種です。
第三回目以降も準備中との事です!乞うご期待!
予約方法
インターネット予約または、お電話 047-350-9093
※予約締め切りは2日前17:00までとなります。
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「浦安ブライトンホテル東京ベイ」ホテル概要
浦安ブライトンホテル東京ベイ
(オリエンタルランドグループ直営ホテル)
所在地 :千葉県浦安市美浜1-9
浦安ブライトンホテル東京ベイは、JR新浦安駅直結、舞浜駅まで1駅3分 東京ディズニーリゾート(R)・パートナーホテルです。
客室数は189室に抑え、ご家族・グループ向けからカップル向けまで、それぞれのコンセプトを持ったバリエーション豊富な客室をご用意しています。
レストランは洋食・和食・中国料理・鉄板焼と全7店舗を直営。その他、プールやエステ施設を備えたリフレッシュクラブ「ジーナス」を運営しております。
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