おなじみとなった「浦安ブライトンホテル東京ベイ 雅の会」。今回のレポートは「“カリグラフィー”体験」です。
編集部は「フラワーアレンジメント」「こぎん刺し」「ヨガ体験」「初めての茶の湯体験」と様々な体験をさせていただきました。今回のテーマは「“カリグラフィー”体験」。
季節柄、クリスマスカードをはじめとした、カード類を贈る時期でもあり、“カリグラフィー”を体験するには、ピッタリのタイミングです。
浦安ブライトンホテル東京ベイ「雅の会」とは?
「雅の会」とは、浦安ブライトンホテル東京ベイの京懐石レストラン「螢」を会場にして、「美」と「学」の「雅な」大人時間が過ごせるイベントです。
すでに、「フラワーアレンジメント」「こぎん刺し」「ヨガ体験」「初めての茶の湯体験」が行われ、貴重な体験が気軽にできる場となっています。
どれも、何か機会がないとなかなか体験できないものが多く、「雅の会」なら、初心者の方でも気軽に参加できるのが見逃せません。
また、ホテル内の和食レストランで行われるので、体験会のあとには、ホテルの贅沢な和の空間で会食まで楽しめるという、お得感あふれるイベントです。
今回は季節にピッタリの「“カリグラフィー”体験」です!
“カリグラフィー”、名前は聞いたことがありますよね、よくクリスマスカードなどに書かれている美しい文字。まるで印刷されたかのような繊細で優雅な書体。
これ手書きなんだ、って話には聞いていましたが、いったいどんなテクニックで、この文字が書けるのでしょうか。
今回の先生は、カリグラフィーアーティストの小松美智子先生。日本モダンカリグラフィー協会のSCRITIER(スクリティエ)という上級資格を持たれている方です。
小松先生は、趣味として始められた、カリグラフィーの魅力に取り憑かれ、現在では、仕事としてワークショップ等を開催されているとのことです。
カリグラフィーには大まかに「トラディショナルカリグラフィー」と「モダンカリグラフィー」があり、今回教えていただくのは「モダンカリグラフィー」です。
「トラディショナルカリグラフィー」は正しい形を継承していくことに重きをおいたもので、それに比較して、21世紀に新しく登場した「モダンカリグラフィー」は、厳密なルールにとらわれない、独自性や即興性をもった自由なスタイルでデザインするものだそうです。
会場のテーブルには、先生の作品や、カリグラフィーで使用する道具などが品よく並べられていて、まるでギャラリーのようです。
「雅の会」は、手ぶらで参加できるのもポイント。各自のテーブルの上には、カリグラフィーで使用する道具一式が、すでにセットされています。
カリグラフィーは、万年筆で使うようなペン先(ニブ)をインクにつけながら書いていくものです。ニブをつける持ち手の部分をホルダーと呼ぶそうで、ホルダーには、「ストレートホルダー」と「オブリークホルダー」の2種類があります。
今回使うのは、初心者には使いやすい「オブリークホルダー」。最初から傾斜がついているものです。傾斜って何なのか?というのは、この後わかってきます。
体験レッスンには、マニュアルもついていて、これがまた親切。カリグラフィーの基本がコンパクトにまとめられています。
まずは小松先生のお手本から入ります。ペン習字で使うような、練習用のガイドシートと言うものが用意されていて、薄く書かれたガイドをなぞるように練習をしていきます。
カリグラフィーは斜体、斜めに文字を書いていきます。先程「オブリークホルダー」には、最初から傾斜がついている、と説明しましたが、その傾斜が最初からついているので、初心者でも扱いやすいとの事。
先生のお手本を見たら、各自練習をしていきます。基本のポイントは、上から下へ書くときはニブを押して太字で書き、下から上に書くときは力を抜いて細字で書く事だそうです。
ただ線を書くところから、アルファベットを書く練習まで行うのですが、これが難しい。「雅の会」の恒例の感想ですが、見るのとやるのでは大違い。一定の太さで真っ直ぐに線を引くこと自体がすでに難しいです。実際の文字は、その組み合わせ、しかも、斜体できちんと並べて書かないといけないで、余計に難しい。
今回のゴール、成果物は、クリスマスカードを作ることです。クリスマスカードに、シーリングスタンプ(蝋印)風シールと、小さなスワッグ(壁飾り)、そして今回文字を書く、ベルのオーナメントをアレンジします。
そして、ベルのオーナメントに「Noël」と書き込むのが課題です。たった4文字、しかし4文字。ガイドも下書きもないので、正しい傾き(斜体)で適切な位置に書くこと自体、かなりの難度。
小松先生から作り方のレクチャーがありました。今回の体験会は、本来何回かに分けて行う内容を90分に凝縮していているので、完璧にかけなくて全然かまわないですよ。とアドバイス。
そして、編集部の格闘のあとがこちら、、出来栄えは、自己採点で50点(笑)。まあ、90分の体験レッスンで100点の作品ができるはずもないですよね、、
最後に、作ったクリスマスカードを皆で飾り、全員で撮影会です。50点の出来栄えでも、自分で作ると、愛着が湧くというものです。
会食時間には先生とのお話にも花が咲きます
体験レッスンの後には、小休止を挟んで、ランチタイムです。二段重スタイル京懐石「献招点心」をいただきます。
会食の楽しみは、お食事自体ももちろん楽しみなのですが、体験レッスンの話などを先生を交えて、お話ができることもあります。90分とはいえ、全員で苦労してクリスマスカードを作ったのですから、あれやこれやと先生に聞きたいことも多いものです。
最初に、今回も季節ごとに変わるドリンクをいただきます。今回は「ホットゆず」。完熟した高品質のゆずをたっぷりと使ったドリンクです。
さむ~い季節になってきましたので、ほっと温まるドリンクがぴったり。下にしずんだゆずの果肉をスプーンですくって頂くと、これまた美味です。(別料金)
先付けは「ゆば豆腐」。鼈甲餡(べっこうあん)のトロ味がたまりません。上にのったとびこがプチプチとしてこれまた美味しいです。
お椀は、穴子の飛龍頭(ひりゅうず)。がんもどき、なのですが、あんをたっぷりと吸い込んでいて、かむ度に、だしがじゅわっと口の中に広がります。あんには、カニがたっぷりと入っていて、これまた美味しい。贅沢なお椀です。
季節のお造りひとつも、お魚のプリプリ感がたまりません。いつも食べるスーパーのものとは全然違います。
お重は2段重。蓋を開ける瞬間がたまりませんよね。今回はいったい何が入っているのでしょうか。
子持ち若芽(わかめ)は、昆布にニシンの卵(数の子)が付着したもの。数の子同様、こりこりとした食感と、染み込んだ出汁が贅沢な味付けです。
ストレートに美味しかったのは、鰈(かれい)の味噌漬け。西京漬けのように染み込んだ味噌の風味と、お魚の脂がとろけるようです。
デザートには、椿の練り切り。季節を感じる椿の花が可愛らしいです。
この他に、赤だしのお椀などもつき、結構なボリューム。少しずつ色々な食材が盛ってあるので、一品ずつどんなお味なのか楽しみながら頂けます。今回も大満足の懐石料理でした!
雅の会「“カリグラフィー”体験」について
雅の会は、いつもの忙しさから離れ、ひとときホテルの京懐石レストランで、未体験の習い事ができ、また、素敵な京懐石で、先生やお仲間としばしの会食が楽しめます。
自分へのご褒美時間を「浦安ブライトンホテル東京ベイ 雅の会」で過ごすのも、貴重なひと時になると思います。
次回の開催内容は未定ですが、今回のイベント内容をまとめましたので、ご参考になさって下さい。
雅の会“カリグラフィー”体験
手ぶらで気軽に楽しめる。「美」と「学」の雅なおとな時間。
~大切な方へクリスマスメッセージ~
講師:カリグラフィーアーティスト 小松 美智子先生
日時:12月6日、12月13日
12:00~お教室 、13:30~お食事
料金 10,000円 (材料代 + お食事代)
公式HPはこちらです
電話でのお問い合わせはこちらです
京懐石「螢」:047-350-9093
過去の雅の会レポートはこちらです
「浦安ブライトンホテル東京ベイ」のまとめ情報はこちらです
「浦安ブライトンホテル東京ベイ」ホテル概要
浦安ブライトンホテル東京ベイ
(オリエンタルランドグループ直営ホテル)
所在地 :千葉県浦安市美浜1-9
浦安ブライトンホテル東京ベイは、JR新浦安駅直結、舞浜駅まで1駅3分 東京ディズニーリゾート(R)・パートナーホテルです。
客室数は189室に抑え、ご家族・グループ向けからカップル向けまで、それぞれのコンセプトを持ったバリエーション豊富な客室をご用意しています。
レストランは洋食・和食・中国料理・鉄板焼と全7店舗を直営。その他、プールやエステ施設を備えたリフレッシュクラブ「ジーナス」を運営しております。
婚礼では「みんなの、「よかった」のために。」をコンセプトに、おふたりに合った結婚式をご提案しております。
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