2024年6月20日(木)、東京ディズニーリゾート(R)に程近い、新浦安ベイサイド側のホテルエリアに開業した「星野リゾート 1955 東京ベイ」。
このホテル一言で言えば、東京ディズニーリゾートへの旅行に最適化されたホテルと言ってもいいのではないでしょうか。ディズニーへの旅行で困る点への回答が、いっぱい詰まったホテルです。
深夜早朝の到着や、出発に便利な施設やレストラン、ファミリー旅行に選びやすい部屋構成、パークへの行き来の利便性や、パーク帰りにも夢の続きが見れるテーマ性、いずれも他のホテルから一歩リードしたと思われる最新のホテルです。
編集部は、先日メディア向けの先行内覧会に参加してきましたので、その魅力をレポートしたいと思います。
※この記事は、「星野リゾート 1955 東京ベイ」先行内覧会に参加して作成したものです。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」はどんなホテル?
星野リゾートといえば、全国区の有名なホテルチェーンですが、意外なことに千葉県への進出は初めてとの事です。
ホテルの場所は、東京ディズニーリゾートのお隣、新浦安の海側、リゾートホテルが立ち並ぶエリアの一角にあります。すぐお隣には、「東京ディズニーセレブレーションホテル(R)」、近隣には、「ハイアットリージェンシー東京ベイ」、また、広大な「浦安市総合公園」などがあり、リゾート感溢れる地域にあります。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」のポイントは2つあります。
ディズニー旅の人がパークから帰った時に、違和感を感じないような、古き良きアメリカのテーマ性と、ディズニー旅で困る、あるあるの悩みを解決している事です。
ホテルのテーマは、カリフォルニアにある元祖ディズニーランドが開園した1955年頃のアメリカの世界観を再現しています。ホテル内は「OLDIES GOODIES」(古き良き)というコンセプトで統一されていて、さながら、一つのテーマパークエリアのようになっています。つまり、パークの雰囲気を引きずったまま宿泊ができるのです。
また、ディズニー旅で困るポイント、パークの開園時間や、閉園時間に合わせるための、深夜のチェックインや、早朝の出発があり得ること、さらに、ファミリー旅行が多いので、3〜4人部屋を探さなければならないこと、などに対応していることです。
これからご紹介する「星野リゾート 1955 東京ベイ」は、このお悩みが解決する、素敵なアイデア満点のホテルです。
ディズニーパークの夢から醒めないホテル
ディズニーと言えばアメリカ、1955年頃のアメリカの世界観
ロビーに入るといきなり目に飛び込んでくるのは「1955」の文字。コンシェルジュデスクに刻まれた文字ですが、このホテルのテーマを表しています。
ロビー中央には、昔の銀行のカウンターをイメージしたコンシェルジュデスクが設置されています。ホテル全体が、いわゆる「古き良きアメリカ」、「OLDIES GOODIES」(古き良き)をコンセプトにしています。
考えてみれば、ディズニーというのは、まさに古き良きアメリカの象徴。カリフォルニアに元祖ディズニーランドが開園したのが1955年、この時代の世界観を再現してるそうです。
ロビーはもちろん、これからご紹介するパブリックスペースまで、落ち着いた色使いと、1950年代にアメリカで使われていた、ビンテージ品、おもちゃ、本などがレイアウトされ、BGMは、アメリカのカントリーソング、ジャズ、ロックンロールが流れるという徹底ぶりです。
これは、屋外にある喫煙スペースですが、この灰皿、結構昔、海外旅行に行った時に見たようなクラシックデザイン。こんな細部まで、コンセプトにこだわっています。
深夜・早朝の到着や出発にも対応
例えば、ディズニーパークへ行くため、夜間に移動し、早朝にホテルに到着する、というパターンが考えられます。また、夜遅くまでパークで遊んで、深夜にチェックインしたいという場合もあります。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」は、宿泊当日の早朝、午前5時からプリチェックインが可能です。プリチェックイン後、一番乗りでパークへ出かけるもよし、これからご紹介する、24時間利用可能なパブリックスペース「2nd Room」で一旦休憩する、といった使い方もできます。
また、逆にパーク帰りでチェックインが遅くなっても大丈夫です。宿泊日の25時、深夜1時までチェックインすることができます。
チェックインは、事前にスマートフォンへ送られてくる3次元コードを機械にかざすと完了する、タブレット式。チェックイン機は、ずらりと並んでいますので、ピーク時にも待ち時間少なくチェックインできそうです。
ルームキーも、1955年のテーマに合わせて、レトロチック。カードキーを機械にかざすと、チェックイン完了です。
また、帰りは、午前11時にチェックアウトした後も、パブリックスペース「2nd Room」が当日午後3時まで利用できるので、パーク帰りにホテルへ戻り、身支度を整えてから帰路に着くことも可能です。
気になるパークとの行き来は、予約不要、無料のシャトルバスが、ピーク時には5分間隔で運行されていて、バスの待ち時間まで短縮できるという便利さです。
このシャトルバス、ナンバープレートにお気づきでしょうか、テーマの1955年に合わせて、ナンバープレートまで「1955」にこだわっています。
チェックアウトは、ルームキーをポストへ返却するだけの、キードロップタイプ。チェックアウトにも時間がかかりません。
利便施設も抜かりがありません
この他、24時間対応の無料ロッカーや、24時間出し入れ可能な駐車場、24時間営業のコンビニエンスストアー(ローソン)、さらに、コインランドリーまで完備されています。
ちなみに、こちらのローソン、なぜかアルコール類は販売していません。アルコール類は、ホテル内の「Food & Drink Station」(24時間営業)というショップで販売しています。
ロビーのコンシェルジュカウンターには、アメニティーコーナーがあり、歯ブラシや、ボディータオル、ヘアーブラシ、コットン、髭剃り、充電ケーブルまで置いてあります。
さらに、お子様用のアメニティや貸出備品を取り揃えたスペース「Kids&Baby Goods」もあります。
パジャマや歯ブラシはもちろん、ベビーソープやウェットティッシュ、おむつも用意されていて、荷物を減らしたいときはもちろん、忘れてしまったときも安心です。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」の便利すぎるパブリックエリア
24時間ゴロゴロできるパブリックスペース「2nd Room」
「星野リゾート 1955 東京ベイ」の特徴を一番表しているのが、この「2nd Room」です。例えが変かもしれませんが、分かりやすく言うと、スパや温泉施設にある共用のリラクゼーションスペースのようなものです。
見た目、高級家具店のインテリア展示スペースにも見える、おしゃれな空間。1955年頃のアメリカをイメージした、ミッドセンチュリーデザインのテーブルや椅子が並んでいます。結構広い空間で、かなりの人数が滞在できるようになっています。
宿泊者なら、このスペースを宿泊日当日の午前5時から、チェックアウト後、午後3時まで自由に使うことができます。部屋に入れない早朝の到着時に使うとか、逆にチェックアウト後、2日目にパークへ行った後に、一旦ホテルへ戻ってから休憩したい時とか、色々考えられます。
もちろん、普通に、夜、仲間と乾杯をするのもいいですし、早朝の到着であれば、仮眠を取ることもできます。
ゴロゴロしたい時には、椅子席以外に大部屋のようなスペースもあります。床もゴロゴロできるように、ソフトな素材でできています。
パーク帰りにちょっと着替えてから帰路につきたいとか、また、静かに仮眠したいとかであれば、半個室も用意されています。
予約した客室以外に、第二のお部屋として使える、それが「2nd Room」です。
「2nd Room」に併設しているのが、24時間営業の「Food & Drink Station」
準備されているのは、椅子とテーブルだけではありません。24時間営業のショップも併設されています。そもそも、ホテル1階に24時間営業の「ローソン」が入っていますので、素直にコンビニを使うのも手ですが、「2nd Room」には24時間営業の「Food & Drink Station」が併設されています。
ちょっとおしゃれな、セレクトショップ的なコンビニという感じで、気が利いた商品が並んでいます。パンやスープ、レンジで食べられるフード、ドリンク類も、アルコールを含め豊富に販売されています。
ビールサーバーや、ワインのサーバーもあり、「2nd Room」でのパーティーでは大活躍しそうです。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」のオリジナルグッズもこちらで手に入ります。このデザイン、レトロチックでおしゃれですね。
支払いは、セルフレジになっています。アルコール類を購入する際は、スタッフの方の認証が必要なので、お店の人を呼びましょう。
ちなみに、この一角に、サービスカウンターがあり、紙皿、ナイフフォーク、給水機、電子レンジなども備わっています。
レストランが便利すぎ、夜23時まで、朝は6時から営業
「Cafeteria」は23時まで営業しているレストランです
パーク帰りでも、ちゃんと食事がしたい!という場合には、「Cafeteria」というレストランが、なんと23時まで営業しています。これなら、ホテルへの戻りが遅くなっても、夕食難民になりませんよね。
提供されているメニューも、深夜営業とは思えない、なかなかのラインナップ。
すき焼き丼や鶏醤油ラーメンはおすすめの一品です。
軽食やお酒のおつまみとして、ワンコインメニュー(500円)のフライドチキンや、シーフードドリアなどもあります。
こちらも注文は、セルフ、画面を見ながら注文ができます。レシートが出るので、これを持ってカウンターへ行きます。レシートは、料理の種類ごとに分かれていて、カウンター番号が印字されています。
レシートを指定された番号のカウンターへ持っていくと、スタッフの方がその場で作り、出来立てを提供してくれます。
営業時間:18:00~23:00
料金:一品料理 1,000円~、デリ 500円~(すべて税込)
対象:宿泊者
予約:不要
朝食バイキングは、朝6時から営業しています
夕食がパーク帰りで遅くなっても、23時まで食べられるように、朝食も、早くパークへ行きたい!という希望を叶えるため、早朝6時から食べることができます。
朝食メニューも、大変な充実ぶりです。定番の洋食メニューもたくさんありますが、和食メニューが多いのも特徴です。
一押しメニューが、アメリカの定番料理「ルーベンサンド」。パストラミビーフとキャベツソテー、チェダーチーズを挟んだサンドウィッチにバターをしみこませ、鉄板で焼き上げたものです。
こちらは、スタッフの方が、その場で焼き上げているので、熱々の状態でいただくことができます。
編集部が注目したのは、こちらのフレンチトースト。カリッと焼き上がっていて、中もふっくら、かなりのレベルの高さで、こちらもぜひ召し上がってみてください。
営業時間:6:00~10:00(最終入店9:30)
料金:7歳以上 2,500円、4~6歳 600円、3歳以下 無料(すべて税・サービス料込)
対象:宿泊者
予約:不要
ファミリーに優しい部屋構成
客室は全638室、23タイプあるそうです。靴を脱いで過ごすタイプで、日本人としては、お部屋でくつろいで過ごせます。また、全室、洗い場付きのバスルームで、結構広めのバスタブがついています。お子様と一緒でも安心です。
客室自体は、4名以上に対応したお部屋が多く、ファミリーでも部屋の選択に困ることがなさそうです。
ゴロゴロ寝台付 スーペリア
こちらが割とスタンダードなタイプの「ゴロゴロ寝台付 スーペリア」です。結構大きめのツインベッドに、ゴロゴロ寝台というものがついています。
この「ゴロゴロ寝台」という部分は、エクストラベッドとして+2名で宿泊することもできますし、ソファーがわりに、ゴロゴロとくつろぐスペースとして使うこともできます。ちょうど正面にTVがついていて、ゴロゴロしながらTVも見れるという仕組みです。
バスルームは、結構広めの洗い場付き。結局、このタイプの方が使い勝手が良く、またファミリーで宿泊の場合は、お子様と一緒に入浴ができて便利です。
洗面台も、洗面ボール横のスペースが広く取られていて、化粧品とか、洗顔用品など、置き場に困ることがなさそうです。
スーペリアファミリー
こちらは、2段ベッドが備え付けられているファミリータイプのお部屋です。この階段も、お子さんが登りたがるように遊び心溢れる、カラフルな作りになっています。
このスペースがアイデアもの。まるで一部屋を2部屋に区切るように、2段ベッドの背中にソファーを設置していて、お子さんが休んだ後、お父さんとお母さんがゆっくりとくつろげるようになっています。
窓際には、ツインベッドが設置、計4名がゆったりと過ごせる作りになっています。
ゴロゴロ寝台付 デラックスコーナー
こちらは、角部屋にしかないデラックスコーナールーム。部屋自体も広めの作りになっています。
中央にある2段ベッドは、2名+2名の作りで、合計6人が宿泊できます。前面にTVもあるので、この部分自体をゴロゴロ寝台として、くつろぎスペースにすることもできます。
コーナールームには、広めのバルコニーもついています。外にできこともでき、バルコニーからは、目の前に東京湾を望むことができます。景色がいいのもこのホテルの売りです。
洗面台も2ボールのタイプで、朝の身支度も水回りが渋滞することなく、スムーズに進みそうです。
「星野リゾート 1955 東京ベイ」の詳細情報
「星野リゾート 1955 東京ベイ」をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。気になる宿泊料金は、部屋のタイプ、季節、曜日により異なりますが、一人一泊9,000円程度から、一部屋2万円を切るプランも豊富です。
この価格で「2nd Room」をはじめとする、24時間営業の共用施設が使え、東京ディズニーリゾート旅を意識した、深夜、早朝営業のレストランがあり、ファミリー旅行で使いやすい部屋構成になっているなど、ディズニーパークへ行かれる方なら、かなり高得点のホテルだと思います。
あえて言えば、舞浜エリアに建っていないので、パークからバスで20分ちょっとかかる、という立地が懸念点ですが、それを差し引いても、おすすめのホテルです。
施設名:星野リゾート 1955 東京ベイ
所在地:〒279-0013 千葉県浦安市日の出7丁目2-3
電話:050-3134-8097(星野リゾート 1955 東京ベイ予約センター)
客室数:638室(地上18階建て)・チェックイン:15:00/チェックアウト:11:00
設備 :2nd Room(フリースペース、Food & Drink Station)、レストラン(Cafeteria、Restaurant)、ロッカー、ランドリー、コンビニエンスストア
宿泊料金:1泊9,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税込、食事なし)
アクセス:JR京葉線「新浦安駅」からバスで約10分(無料シャトルバスあり、予約不要)
東京ディズニーリゾート(R)から無料シャトルバスで約30分(予約不要)
星野リゾート 1955東京ベイの情報はこちらです
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星野リゾート 1955 東京ベイ
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