旅行日和(びより)、お出かけ日和、小春日和。「日和」(ひより)とは「何かをするのにちょうど良い天気」とか「心地よい日常」を意味するそうです。そんな「日和」の名がついた「日和(ひより)ホテル舞浜」。こちらのホテルは、2017年夏にオープン。舞浜、浦安エリアのホテルとしては比較的新しいホテル。編集部もお伺いした事がなかったので、早速取材にお邪魔しました!今回は、「日和ホテル舞浜」のレポートをお届けしたいと思います。
日和ホテル舞浜とは
「日和ホテル舞浜」は、舞浜と新浦安の間あたりに建っています。オープンして4年半程、そのうち約2年間はコロナ禍だったこともあり、ホテルはまだ真新しい雰囲気を漂わせています。
入り口を入ると、お雛様がお出迎え!このコーナーは、季節ごとに様々な飾り付けをしているそうで、クリスマスシーズンや、ハロウィンなどはかなり華やかな雰囲気とか。季節感があって嬉しい雰囲気ですね。
ホテルに入ると、落ち着いた感じのロビーが。明るい色の木の使い方や、淡い色の壁紙、窓が障子風になっていたり、ホテルなのに和のテイストを感じます。インテリアがしっとりとしていているせいでしょうか、日本人である編集部にとっては、心落ち着くものがあります。
細かな心遣いが凄すぎる
最初に目につくのは、このウェルカムドリンク。海外のリゾートホテルなどではよく見かけますが、舞浜、浦安あたりではあまり記憶にありません。ビタミン満点のフルーツウォーターだそうで、ホテル到着時に一息つけるのがありがたいです。
続いて目につくのは、こちらのコーナー。枕の貸出コーナーなのです。アメニティーが選べるというのは聞いたことがありますが、枕が選べるというのはあまり聞いたことがありません。柔らかさや高さが異なる16種類から選べるそうです。
その下の引き出しには、色々なグッズがぎっしり詰まった引き出しがあり、こちらからはホテルからのプレゼントコーナー。通常のアメニティーもありますが、お子様向けのおもちゃまであります。こちらから一人2点頂くことができます。
実は、この後も、次々とご紹介する事になるのですが、このホテル、ユーザーフレンドリーと言いますか、実に細かな心遣いがすごいのです。まるで家族経営の民宿のような、小さな旅館や民宿で、お部屋が何室もないような宿だと分かるのですが、たくさんの方が泊まる大型のホテルで、こんな細かいサービスが可能だというのが驚きです。
ロビーの奥には、レストランも完備です。こちらでは朝食がいただけます。取材時は朝食の時間ではありませんでしたので、内容の取材はできませんでしたが、和洋食30種類以上を毎朝準備されているそうです。
そしてもう一つ気になったのは、こちらのポスター。レストランは朝食会場なのですが、実はお夜食も頂くことができます。21:30以降、出汁茶漬けが無料で振る舞われるそうです。これすごい便利じゃないですか。パーク帰りに一番困るのは、夕食難民になった時ですよね。最近閉園時間が早目なので、アトラクションに夢中になっているうち、夕食を食べ損ねてしまうことも多いかと思います。
しかも、パーク内の食事はどうしても洋食中心。ハンバーガーに飽きた体にはお茶漬けが染みるのでは?と編集部は考えてしまいましたが、いかがでしょうか。
コタツ付きコネクティングルーム
さて、肝心のお部屋のご紹介をしたいと思います。最初にご紹介するのは、コタツ付きコネクティングルーム!このお部屋「お部屋でまったりこたつ部屋付きプラン」を実施しているお部屋です。もともとこちらのホテルは、琉球畳を使ったフロアーで、靴を脱いで利用するお部屋が中心なのですが、畳の上にコタツが設置されてます。これは、まったりしそうではないですか。
これなら、パーク帰りでくたくたでも、靴を脱いで足を伸ばしてゆったり、何ならゴロゴロしても大丈夫です。土足可の洋室だと、そういうわけにいきませんよね。
お部屋はコネクティングルーム(2部屋をつないで利用できるお部屋)になっていて、一部屋がコタツのお部屋!もう一部屋が通常のツインルームになっています。
ベッドは、しっかりとシモンズ製。寝心地の良いポケットコイルを使った一流メーカーの製品です。
こちらが通常のツインルーム側の様子。ロビーでも感じましたが、淡い色の内装や、木の温もり、琉球畳みに包まれていて、なんとも落ち着く雰囲気です。
ツインルームには、ベッド下に引き出し式のエクストラベッドが入っていて、最大4人が泊まれます。コタツのお部屋が2人泊まれるので、このプランなら合計6人が泊まれます。
しかも、コネクティングルームなので、お風呂も、トイレも2つずつあり、だから、6人で泊まっても、お風呂もトイレも渋滞しないのではないでしょうか。
このプラン、曜日や季節により異なりますが、朝食付き4名1室の場合(消費税・サービス料込み)で、21,200円からになります。2部屋使っちゃって、朝食までついて一人5,300円ってお安くないですか。
このお部屋って、実際の大きさに比べて広めに感じます。何でだろうと考えたのですが、そうお部屋の向きが良くあるタイプと違うのです。普通、ホテルのお部屋って、廊下に対して縦長で、通路を通って奥にベッドが設置されてますよね。こちらのホテルは横長の配置になっているので、ベッドの足元が断然広いのです。TVとイス、テーブルが設置されていますが余裕があります。
お風呂は、最近増えた洗い場が別になっているタイプ。これ使いやすいですよね!これならお子様と一緒でも入れちゃいます。
そして洗面台。備品がすごいんです。通常のアメニティー以外にドライヤー、だけでなくヘアアイロンまでついています。この後も続々出てきますが、アメニティーや備品の多さは、旅行の時の荷物を少しでも減らしてもらいたい、というホテルの方の心配りなのです。
トイレですが、こちらも工夫あり!なのです。トイレが浴室と隣接していないのです。完全独立していて。浴室とは通路を挟んで逆側にあります。この間取りって、旅館とかで良く見かけるタイプ。これなら誰かがお風呂に入っていても、遠慮なくトイレが使えますね。
浴室とトイレを手前から見るとこんな感じです。右側がお風呂と洗面、左側にトイレがあります。浴室が扉で隠されているのですが、これ引き戸になっていて、使うときは閉じられて、使っていないときは開けると部屋が広く使えるという優れもの。
さらに、引き戸を左側に引くと、入口の扉が隠れて、廊下から丸見えにならないようにも使えます。これ、すごい工夫じゃないですか。この間取りって、旅館で見かけるようなタイプにも感じます。和洋折衷というか、いいとこ取りですね。
お部屋には、フットマッサージャー、靴乾燥機、空気清浄機も完備。靴乾燥機って珍しいですよね。パークで靴が濡れてもこれなら安心です。そしてフットマッサージャーが歩き回った疲れを癒してくれると思います。ちなみに、フリーWi-Fiも完備ですぞ。
お部屋のTVからは、通常のTV放送だけでなく、朝食会場の混み具合とか、後でご紹介しますが館内設備(この画面はコインランドリー)が空いているか、使用中か、などを見ることもできます。便利すぎです。
ウェルカムベビーのお部屋
こちらのホテルのもう一つのおすすめ!それは、キッズ&ベビーフレンドリーなことです。日和ホテル舞浜は「(C)ミキハウス子育て総研」の「ウェルカムベビーのお宿」に認定されています。
「ウェルカムベビーのお宿」とは、お部屋の材質から、家具に角がないかとか、備品に割れ物がないかなど、100項目のチェックポイントが設定されていて、そのうち70項目以上をクリアしないと認定されないもので、赤ちゃん・子ども連れでも安心して宿泊できるホテル・旅館・温泉宿等に与えられるものです。
そして、こちらがウェルカムベビーのお部屋です。可愛くないですか!?壁には楽しい動物たちがいて、柔らかなビーズクッションに角のない丸テーブル。
ベッドには、しっかりとベッドガードも設置。
ウェルカムグッズは、お風呂で遊べるアヒルさん!お子様用のおもちゃとか、防水シーツとか、踏み台とか、とにかく細かい!ものすごい細かい気配りに脱帽。ホテルの方のお話では「日和ホテル」は、 “心温かい優しいホテル” をコンセプトに、女性たちの様々な声を生かして誕生したホテルとのこと。
お部屋には、貸出アイテムの一覧が綴じられたファイルが置かれていて、ベビー用品からおもちゃまで、実にさまざまなものを借りることができます。お子様連れでも旅行の荷物を減らして欲しいという、ホテルのコンセプトだそうです。
扉にも、お子様の身長が測れる動物のイラストや、ティーセットが置かれる棚には、大人用のお茶だけでなく、しっかりと調乳ポットが!扉にはいたずら防止用のバンドまで巻かれています。
洗面台には、お尻ふきとか、ベビーローションとか、哺乳瓶洗いとか、もうびっくりの充実ぶり。
バスタイムも飽きないように、海のお友達のイラストが描かれています。
そして、トイレには、可愛らしいベビー用補助便座やおむつ入れまで設置されています。もう手ぶらで旅行しても大丈夫なんじゃないか、と思っちゃうほどです。
2段ベッドの秘密基地で遊ぼう!
続いてご紹介は、2段ベッドのお部屋。最近たまに見るタイプです。この独特の秘密基地感がたまりません。子供大好き!2段ベッド、と考えてしまいますが、意外と大人でもテンションが上がりませんか?
もちろん大人でも宿泊可能で、たとえば女子会とかにいかがでしょうか。最近のコロナ禍で大人数で遊びに行くのが難しくなっていますので、限られた気の合うメンバーだけでお出かけするとか。
何気なく、壁に貼られたイラストも、スタッフの方の手作業とか。う〜ん、すごい、先ほどから感心してばかりです。この辺が、まるで民宿のような、きめ細かな、おもてなしを感じる部分です。
シンプルなデラックスダブルのお部屋
最後にご紹介するのは、シンプルなデラックスダブルのお部屋です。写真はエクストラなお布団を加えて3人で泊まる時の状態です。通常ではお布団なしの2人部屋。ベッドがダブルになっているので、さらに空間が広くなりスッキリです!
さまざまな設備
最後にご紹介なのは、館内設備です。心配りの凄さは、お部屋の備品だけではありません。かゆい所に手が届くとはこの事。編集部もよく旅行に行きますが、旅行中これがあったら!と思う便利ものが、ほとんど全部揃ってます。
ベビーカーをお部屋に入れると、どこにおいても決まらないですよね、廊下に置き場がきちんと設定されているのです。これならお部屋も広々です。
そしてコインランドリー。先ほどご紹介しましたが、お部屋からでも利用状況がわかるので、空いているかどうか、いちいち見に行かなくて済むのもポイント高いです。
そして電子レンジ。部屋食の必須アイテム。パーク帰りで遅くなってもお弁当がレンチンできちゃいます。
ちょっと小腹が、というときは、こちらのカップ麺やスナックの自動販売機が大活躍。もちろん普通のドリンク類の自動販売機もあります。
日和ホテル舞浜のレポートはいかがでしたでしょうか。全体を通じて感じたのは、いい意味での和のテイストです。ホテルなのに旅館や民宿のようなくつろぎ感。ホテルの方の心配りももちろん、ホテル全体のデザインから来る、しっくりとした居心地の良さです。
パーク帰りにご利用の方も多いと思いますが、お部屋でのんびりできること請け合いです。書きそびれましたが、もちろん東京ディズニーリゾート(R)へは、舞浜駅までシャトルバスが運行しています。午前中7便、午後は5便(2022年2月現在)。ホテル近隣には、コンビニやスーパーもあり、お買い物にも苦労しません。こちらお勧めのホテルだと思います!
関連情報
日和ホテル舞浜の詳細情報
日和ホテル 舞浜 は、「日和ホテル&リゾーツ」ブランド初のホテルです。地上5階建、「JR舞浜駅」や「新浦安駅・浦安駅」からバスで10〜15分、お車なら首都高速(下り)出口より1分の立地です。個性あふれる客室でファミリーや女子会・カップルでもお楽しみいただける快適空間を提供いたします。
名称:日和ホテル 舞浜
所在地:〒279-0042 千葉県浦安市東野2-25-8
施設 :〔レストラン 1F〕 〔フロント 1F〕
客室概要 :〔洋室 67室〕 〔和室 1室〕〔その他 12室〕〔総部屋数 80室〕
洋室の内訳:〔ダブル 21室(15~23㎡)〕〔ツイン 46室(22~29㎡)〕
チェックイン/アウト:15:00/11:00
設備内容:コインランドリー(洗乾)各2台 / 製氷機 / 清涼飲料水自販機 / 喫煙室 / 電子レンジ
客室備品/アメニティ:シモンズ製ベット / 羽毛布団 / 羽毛枕 / パイプ枕 / テレビ40インチ / 冷蔵庫 / 空気清浄機 電気ケトル / フットマッサージャー / セーフティボックス / ヘアードライヤー /ヘアーアイロン / 消臭スプレー / バスアメニティ / バスタオル / フェイスタオル / スリッパ / 目覚まし時計 / ルームウエア / 靴ベラ / シューシャインペーパー / 洋服ブラシ / ハンガー / 客室タブレット / 基礎化粧品 / バスアメニティ / T字カミソリ / ボディタオル / T字カミソリ / 歯ブラシ等
公式HP
日和ホテル 舞浜
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