「ディズニーのMovieNEX」から「4K UHD」対応のお勧めディズニー・アニメーション作品をご紹介

あの夏のルカ エンターティメント
(C)2021 Disney/Pixar
スポンサーリンク

昨年から続く “おうち時間”、オリンピック&パラリンピックの需要の影響もあり、薄型テレビを購入する人の約半数が、50型以上の大画面4Kテレビを選ぶようになり、自宅で迫力の映像体験を楽しむようになっています。

10月22日の「アニメの日」を記念し、大画面でより楽しめる4K UHDのディズニー・アニメーション作品を中心におススメ作品ご紹介します。

選りすぐりの4K「ディズニー・アニメーション」をご紹介

水の表現と色とりどりの街並みが美しい『あの夏のルカ』

(C)2021 Disney/Pixar

ストーリー

平穏な海の世界に暮らすシー・モンスターの少年ルカ。友人のアルベルトと〈海の掟〉を破り、人間の世界に足を踏み入れる。身体が乾くと人間の姿になる彼らは、少しでも水に濡れると元の姿に。

この秘密を抱きながらも、ルカは目の前に広がる新しい世界に魅了されていく。だが、2人の無邪気な冒険と友情はやがて、海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こす─ 。

◆『あの夏のルカ』
4K UHD MovieNEX発売中/デジタル配信中
(C)2021 Disney/Pixar
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

折原氏 4K・アニメーションおすすめポイント

4K/HDRの映像として目を見張るのが、シー・モンスターとして海で暮らす地中海の滑らかな水面、そして海岸に打ち寄せる波のリアルさ、水中から見あげる街の姿と、海のある景色がどこまでも美しいんです。

まるでイタリアの海辺の村を訪れているような気分になるひと夏の思い出の情景が、どこまでも素敵に再現されています。

アニメーションとしての見どころは、地中海沿いの実在の街を取材して作り込まれた、人々の生活が垣間見える町の風景です。

https://www.disney.co.jp/movie/luca.html

5つの美しい国の風景と迫力のアクションを楽しめる『ラーヤと龍の王国』

(C)2021 Disney

ストーリー

その昔、この王国は聖なる龍たちに守られ、人々は平和に暮らしていた。邪悪な魔物に襲われた時、龍たちは自らを犠牲にして王国を守ったが、残された人々は信じる心を失っていった。

500年もの時が流 れ、信じる心を失った王国は、再び魔物に襲われる。聖なる龍の力が宿るという龍の石──その守護者 の一族の娘、ラーヤの旅が始まる。遠い昔に姿を消した最後の龍の力を蘇らせ、再び王国に平和を取り戻すために。

◆『ラーヤと龍の王国』
4K UHD MovieNEX発売中/デジタル配信中
(C)2021 Disney
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

折原氏 4K・アニメーションおすすめポイント

物語の序盤の舞台となるハート国の龍の石を祀った聖域の美しい輝き、そして迫る心を持たない魔物の不気味な紫色の淀みは、まさに4K/HDRの映像でしか再現できない幻想的な表現。

緑あふれるハート国、荒涼とした土地の広がるテイル国、水上国家のタロン国の灯籠、都市国家ファング国の整然とした建物、雪の国のスパインと、5つの王国が異なる風景も美しい、スケールの大きな冒険アドベンチャーを楽しめます。

またアニメーションとしては、迫力あるアクションが、とにかくリアルでカッコいいんです。カメラワークまでもライブ感満点で、剣術アクション好きでも納得の作品だと思います。

https://www.disney.co.jp/movie/raya.html
(C)2021 Disney

リアルな街並みと幻想的な世界のコントラストが美しい『ソウルフル・ワールド』

(C)2021 Disney/Pixar

ストーリー

ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは 、夢が叶う直前にマンホールに落下してしまう 。彼が迷い込んだのは、ソウル魂たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった。

そこでジョーが出会ったのは、やりたいことを見つけられず、人間に生まれたくないと何百年もソウルの世界に留まっている22番と呼ばれるソウル。夢のために地上での人生を取り戻したいジョーは22番に協力を求めるが奇跡の大冒険を繰り広げる二人が、最後に見つけた人生のきらめきとは。

◆『ソウルフル・ワールド』
4K UHD MovieNEX発売中/デジタル配信中
(C)2021 Disney/Pixar
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

折原氏 4K・アニメーションおすすめポイント

主人公のジョーの暮らすCGで作られたニューヨークは、人々が行き交う街の空気感と、太陽の光との陰影、背景のぼかした感じまでを再現。まるで実写を超えたような景色と、コミカルなアニメーションの融合は、4Kテレビの大画面で見ると思わず唸らされるほど。

またアニメーションとしては、作品に登場する舞台の強烈な振り幅に魅力を感じました。ライブハウスから飛び出してリアルなニューヨークの町並みからマンホールに落ちたら、そこもう深淵な黒と白で構成された世界。一気に、まるで別の作品のように雰囲気が切り替わるのは、アニメーションらしい仕掛けですよね。

https://www.disney.co.jp/movie/soulfulworld.html

実写作品もおススメ 最新の4KUHD ディズニー作品のご紹介

スタイリッシュなアクションの迫力が魅力『ブラック・ウィドウ』

(C)2021 MARVEL

ストーリー

ブラック・ウィドウの前に突如現れた妹エレーナ。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。

唯一の味方は、かつて組織が生み出した偽りの家族だけ。だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす。世界の命運をかけた、ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが始まる。

◆『ブラック・ウィドウ』
4K UHD MovieNEX発売中/デジタル配信中
(C)2021 MARVEL
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

折原氏 4K・アニメーションおすすめポイント

ダイナミック・スパイ・アクション
超大作の文句にふさわしく、アメリカ、キューバ、モロッコ、ブダペストと世界中を舞台にした壮大なスケールです。ロケ撮影した映像も全編を通して、目が冴えるような超高解像で撮影されていて、圧倒的 な臨場感に見入ってしまうほど。

なかでも、物語序盤でナターシャの家族が乗る飛行機にS.H.I.E.L.D.が迫る夜間の逃亡シーンは印象的。 大画面テレビの実力を極限まで引き出す、まさに4 Kテレビで観たい作品です。

『ブラック・ウィドウ』は主人公のナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソン、エレーナ役のフローレンス・ピューと2人の女性を中心に物語が進みます。2人とも暗殺者というキャラクターで、4Kでも映えるスタイリッシュなアクションの迫力と共に、顔がアップで映されるシーンでも、どこまでも美貌が映えますよね。美しさと切れのあるアクション、そして、存在感ある2人の熱演を4Kの大画面で楽しんで欲しいです。

https://marvel.disney.co.jp/movie/blackwidow.html

衣装の色彩が美しい『クルエラ』

(C)2021 Disney

ストーリー

パンクムーブメントが吹き荒れる70 年代のロンドン。親を亡くした少女エステラは、反骨精神と独創的な才能を活かし、ファッション・デザイナーになることを決意。ロンドンで最も有名な百貨店に潜り込む。

そんなある日、エステラは伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスと出会い、ファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”の姿へ染まっていく ── 。なぜ少女は悪名高き“ヴィラン”<悪役>に変貌したのか?

◆『クルエラ』
4K UHD MovieNEX発売中/デジタル配信中
(C)2021 Disney
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

折原氏 4K・アニメーションおすすめポイント

時代設定も含め、どこか古めかしいトーンの作品ですが、そんな中で繰り広げられる悪に染まるエマ・ストーンの姿が見どころ。白と黒のパーティで自分に火を放ち赤のドレスへと変身し、クルエラとして 覚醒していく衣装は、レザージャットの光沢感、屋外パーティーにバイクで乗り付けた際のフラッシュの輝きは4K映像としても映えます。伝統的なファッション業界に反抗していく彼女の人生を、映像を通 して追体験できます。

『クルエラ』では、主人公のクルエラ、そして宿敵バロネスの2人ともがデザイナー。映画全体がファッションをテーマにしていて、目を見張るような衣装の作り込みにも4Kでは注目してほしいです。バロネスの60年代的なクラシカルな衣装の生地の重厚感まで本格的だし、47着もの衣装で撮影したというエマ・ストーンの姿は飛び切りチャーミング。登場人物全員脇役もの衣装までもオシャレに作り込まれいて、作品の隅々までチェックしたくなりますよ。

https://www.disney.co.jp/movie/cruella.html

そもそも4K UHDとは?

4K UHD(4K Ultra HD)ブルーレイとは、これまでのブルーレイをより進化させ、解像度・輝度・色域の3要素が従来のブルーレイを遥かに超えたメディアです 。

●4K の超高精細画質
従来のブルーレイの4倍の情報量!見違えるような精細さで映像を表現!

●より細かい光の表現
これまで表現不可能だった光や闇を映すHDRを採用。臨場感も格段に向上。

●豊かな色彩表現
色表現に制限があった従来のブルーレイに比べ、人間が視覚する色に限りなく迫り、映像がよりリアルに。

※音声も、ドルビーアトモスにより、これまでにないリアルな 臨場感の多次元サウンドが楽しめます。
※4K UHDを最大限にお楽しみ頂くには、対応するディスプレイ、プレイヤー、ケーブルが必要です。

AVライター 折原一也氏のご紹介

1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライターAV評論家として専門誌 、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員ライフスタイル分科会副座長。

タイトルとURLをコピーしました