渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて、 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の協力の下「Mickey Mouse Now and Future」展が開催されます。
ミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちによる”ファンの集い”をテーマにし、 その現在と未来を表したアート・コラボレーション・プロジェクトです。 本展は、 渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAがキュレーションを担当します。
展覧会開催概要
Mickey Mouse Now and Future
会 場 :PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)東京都渋谷区宇田川町15-1 tel:03-6455-2697
期 間 :2021年11月19日(金)~12月19日(日) 11:00-20:00
※入場は閉場の30分前まで ※最終日18時閉場
※営業日時は感染症拡大防止の観点から変更となる場合がございます
入 場 料 :一般 1,000円 小学生以下無料 ※その他、 株主優待を含む割引対象外
展覧会公式サイト:art.parco.jp
主催:PARCO
Curated by NANZUKA
Supported by ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
Designed by YAR
参加アーティスト
Darren Romanelli/Hajime Sorayama/Haroshi/James Jarvis/Javier Calleja/Keiichi Tanaami/
Oliver Payne/Tetsuya Nakamura/Yoshirotten/Yoon Hyup
ステートメント
ミッキーマウスは、 ウォルト・ディズニーが大切にしてきた「革新=INNOVATION」、 「創造力=CREATIVITY」、 「想像力=IMAGINATION」、 「物語性=STORYTELLING」の理念を体現する存在で、 ウォルト・ディズニー・カンパニーのグローバルアンバサダーとして世界中の人々にインスピレーションを与えてきました。 その名前が広く知れ渡ったのは、 1928年公開の、 ウォルト自身が声優を務めたトーキー映画『蒸気船ウィリー』(Steamboat Willie)です。
本展にも出展している田名網敬一は、 この作品を戦後の幼少期に見た記憶について、 次のように語っています。 「子どもの頃、 目黒駅近くのちっぽけな映画館でウォルト・ディズニーのアニメーション『蒸気船ウィリー』を観た。 それまで静止画の漫画しか観たことがなかった私は、 軽快に動きまわるミッキーマウスに驚愕し、 非常口の薄明かりの下でミッキーの姿をノートに描き写した。 帰宅後、 線描に沿って着色したミッキーを部屋中に貼り付けると、 踊り出したいほどの満足感に酔いしれた」。
また、 ミッキーマウスを主役とした『ファンタジア』(1940年)は、 クラシック・ミュージックの華麗な旋律と、 めくるめく色彩、 そしてダイナミック且つ繊細優美なモーションを融合させた映画史上類を見ない20世紀最高峰の映像作品として、 公開以来つねに人々を魅了し続けてきました。
本展には、 スペイン出身マラガ在住のハビア・カジェハ(Javier Calleja)、 韓国出身NY在住のユーン・ヒュップ(Yoon Hyup)、 イギリス出身ロンドン在住のジェームス・ジャービス(James Jarvis)、 長野県在住の中村哲也、 イギリス出身ロサンゼルス在住のオリバー・ペイン(Oliver Payne)、 アメリカ出身ロザンゼルス在住のダレン・ロマネリ(Darren Romanelli)、 東京在住の空山基、 田名網敬一、 Yoshirottenが参加し、 それぞれの思い描いたミッキーマウス作品を出展致します。
また、 本展覧会に合わせて、 渋谷PARCOの敷地内に、 ハビア・カジェハと空山基がそれぞれ制作したミッキーマウスの大型立体作品が、 パブリック・アートとして特別展示されます。 本展覧会を皆様にご高覧頂けると幸いです。
キュレーターコメント
本展は、 世界で最も有名なキャラクターとなったミッキーマウスのこれからの未来を思い浮かべる企画展です。
ミッキーマウスが、 なぜ世界中の人々に愛され続けているのか。 豊かな表情、 可愛い仕草、 時にいたずら好きで、 誰よりも親切な友人という設定だけに留まらないその存在感は、 生みの親であるウォルトがかけた魔法と深い関係があります。 「我々は決して忘れてはならない。 全ての始まりが一匹のネズミだったことを。 (※)」とは、 ウォルト・ディズニーが残した有名な言葉です。 想
像することの重要性と力を信じ続け、 「夢の国」ディズニー・ランドを創った偉大な創造者にとって、 ミッキーマウスは彼の思想を体現する唯一無二の象徴であり、 永遠に生きる夢そのものなのです。
※:「ウォルト・ディズニーの言葉」 ぴあ株式会社 2012年
NANZUKA代表 南塚 真史
(C)Disney
Artwork by Yoshirotten