編集部日記 ~2021年4月4日(日)~
みなさん、こんにちは!
4月に入って新しい環境の中での生活をスタートさせた方も多いのではないでしょうか?
4月からは新しい環境・・という事は、逆に言うと3月31日で今までの環境とお別れ、と言う
方も沢山いらっしゃった、と言う事ですよね。
3月31日、そんな「最後の日」を感じた出来事がありました。
花束注文の行列
「くったん」ご用達の、アトレ新浦安店の「日比谷花壇」。
3月31日は、見たこともないくらいの人だかりと行列で、いつもはお花を見ながら通り過ぎる
のを楽しみにしているのですが、残念ながら遠巻きに眺めながらバス停へと向かったのでした。
なんでこんなに混んでるのかな?
と思った時、お店の前の立て看板が目に入り、「今日は31日だから花束を贈る人が多いんだ」と
気づきました。
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3月31日と言えば、送別会や壮行会など、いつもなら皆で集まって会食することが
多い時期ですが、コロナ禍のために派手な会食までは出来なくとも、花束で感謝の気持ちを
伝えたい、、、そんな方たちが非常に多かったのではないでしょうか?
お店の裏では花束用のお花たちが、所狭しと出番を待っていました。
そのお花を見ているだけでも、「花束貰う人、嬉しいだろうな」なんて思ってしまうほど
キレイなお花がいっぱいでした。
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花束の思い出
花束を作っている店員さんを見ながら、高校の卒業式の日、担任の先生がバケツを抱えて
教室に入って来るなり、「一人、1つずつ持っていけ!」とだけ言って出て行った事を
思い出しました。
バケツの中には、1輪ずつ透明のセロファンに包装された深紅のバラがクラスの人数分
入っていました。別のクラスの友達に「そのバラどうしたの?」と聞かれ、自慢気に
「担任の先生からもらった」と答えたとき、お花を貰った嬉しさと、お別れの寂しさを
同時に感じたのでした。
お花は単にキレイだったり、可愛かったりするだけなく、人の気持ちに寄り添って、
私たちの思い出の1つになってくれる大切な存在なんだと思います。
卒業式の日に先生に頂いた1輪のバラの事を、「くったん」が今でも忘れないでいるように
3月31日に、行列して買った花束を受け取った人も、きっといつまでも心の中に
キレイな花束が素敵な思い出として残るのではないかな、と思います。
あのバラ、どこに行っちゃったのかな。
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編集部日記 ~2021年4月4日(日)~