編集部日記 ~2021年2月6日(土)~
金曜日の仕事帰りは、1週間も終わり、やれやれ・・・とご自宅に向かう人も多いのでは
ないでしょうか?私もその中の一人です。
そんなお疲れモードの私の気持ちを和ませてくれる出来事がありましたのでご紹介します。
私は、何年もの間、通勤に限らずいつでも「東京ベイシティバス」を利用していますが
昨日初めて「また、この運転手さんのバスに乗りたい!」と思いつつ、バスを降りました。
始発のバスに乗り、3分ほど待った後、運転手さんの素晴らしい一言でバスが発車しました。
「今週もお勤めご苦労様でした」
今まで数えきれないくらい乗ったお馴染みのバスで、こんな挨拶をしてくれた運転手さんは
初めてでした。
最初は「すごい丁寧な運転手さんだなぁ」くらいの思いだったのですが、それがやがて
感動へと変わったのです。
降車のベルを押すと「お知らせ、ありがとうございます」
止まるバス停の近くを自転車が通ると、「自転車が参りますので、降りる方はお気をつけ
ください」
そして、私が降りた終点での最後のアナウンスに「あぁ、またこの運転手さんのバスに
乗りたい」と思ったのです。最後のアナウンスは、
「良い週末をお過ごしください!」
す・・す・・素晴らしすぎませんか?
そして、私は全員が降りた後、バスを発車させる時に運転手さんが下りた乗客に向かって
頭を下げるのを見逃しませんでした!!
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運転手さんの中には、何を言ってるのか分からないくらい聞きづらいアナウンスだったり、
中には説明しまくりの方もいて、余り真剣に耳を傾けることがなかったのですが、
昨日の運転手さんのアナウンスには、人に押し付けない話し方、乗客への気配りが感じられ、
「次はなんと言うんだろう?」
「どんなアナウンスをするんだろう?」
と、降りるまでの数十分間、ワクワクする気持ちでバスに揺られていました。
東京ベイシティバスの運転手さんの中にも親切な方、丁寧な方、沢山いらっしゃると思いますが
私の中の「ミスター東京ベイシティバスの君」は、昨日の運転手さんです。
お名前は分かりませんが、きっとまた乗ることができたらすぐにわかると思います。
これからは、私の「ミスター東京ベイシティバスの君」の運転するバスに乗れることを
楽しみに、日々、バス停でバスを待つことにします。
七夕の織姫と彦星みたい・・・。
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編集部日記 ~2021年2月6日(土)~